イリュージョンとマジックの違い そこにないものとあるもの

イリュージョンとマジックの違い そこにないものとあるもの

フランスのアニメーションで評価の高い作品にイリュージョニストというのがあります。

売れない老手品師と若い娘の心の交流を描いたお話

1930年代の風景なのかな、ノスタルジックなフランスの町や田舎が出てきます。

2010年の映画で、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?

日本ではそれほどヒットしませんでしたが。

 

 

日本語でイリュージョンというときにはあなたは何を思い浮かべますか?

私の感覚では、まぼろし(幻)とか錯覚という感じが強いです。

本来そこに存在するはずのない、超自然的なものが見えているという感じでしょうか。

 

その一方で、マジックと言ったらどんなものを思い浮かべますか?

こちらは私の場合、華麗な手さばきの手品という印象ですね。

種も仕掛けもあるけどそれが見えなくて別のものが見えている状態です。

 

イリュージョンがユリ・ゲラーの見せる現象で、

マジックがミスター・マリックの演じる現象、

そう言ったらイメージ的には近いかもしれません。

(ユリ・ゲラーに関してはいろいろ異論はおありでしょうけど)

 

もう一つ言い換えれば、

説明できないありえない現象に見えるものがイリュージョン

たぶん説明できると思えるけど今は説明できない現象がマジック

という感じかな。

 

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最初に私の印象としても書きましたが

砂漠や海の上の蜃気楼など、

超自然的な錯覚現象がイリュージョンで、

 

洋服屋さんに設置されているわずかに細く見える鏡など(だまされちゃだめですよw)、

人工的な錯覚現象がマジック、

というイメージです。

 

昔の人にとって、蜃気楼なんかはまさしくイリュージョンだったでしょうね

海の上や砂漠の上に突然、遠くの町や遠くの船が見えるのって理由が説明できない。

 

でも、科学の進歩とともに、蜃気楼についてはなぜ見えるのか、現代人は常識として知っていますよね。

と考えると、蜃気楼はもはやイリュージョンでもマジックでもないのかな。

なんか寂しいですね。

 

 

このブログの中で、イリュージョニスト理論というものについて触れています。

坂田智康氏の説明するあの発想、痺れましたね。

あれはまさしくイリュージョンです。

 

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もちろん、理論を教えてもらうと、試着室の鏡同様にマジックなんですけど

イメージはイリュージョンなんだよな。

とても面白かったですよ♪

 

もう、手に入りませんけどね。ふふふ。

 

 

 

さて、冒頭に書いた「イリュージョニスト」というフランスのアニメ映画。

そこに出てくるのは手品師です。

年老いた手品師、場末の演芸場で手品を披露しても客の入りは閑散として。

そんな彼が、ある街である娘と出会って・・・

 

というストーリーで、アニメだけど実写のフランス映画っぽいです。

というか、実写映画でもよかったんじゃないのかなと思うぐらい。

 

でも、一番効果的にストーリーを伝えるために

アニメだから演出できる部分を最大限に重視したということかな

と、思いました。

 

そして、イリュージョニストというタイトル

最後まで視た時に、そのタイトルの真の意味に気が付くのです。

ちょっと切ないです。

 

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